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2012年12月 7日 (金)

ブカ・デッロラフォ

ブカ・デッロラフォBuca dell’Orafo)は、ポンテ・ヴェッキオのたもとにある老舗レストランです。フィレンツェには名前にブカがつくレストランが何軒かありますが、このブカは「穴倉」の意味です。フィレンツェには地下の穴倉を改築したレストランが昔からあり、こう呼ばれています。

この店も地下に客席があります。ちなみにオラフォは彫金師の意味で、この辺りに彫金師の工房が多くあったことから名付けられました。

店はポンテ・ヴェッキオのドゥオーモ側のたもとを左数十メートルに行ったところにあります。入口はとても簡素です。

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ブカ・デッロラフォの入口

とても質素でうっかりしていると通り過ぎてしまいそうだ

人気店なので夜は常に満席です。店内は地元客や各国の観光客で賑わっています。英語のメニューも用意されていますので、イタリア語が苦手でも注文しやすいでしょう。

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ブカ・デッロラフォの店内

客席は地下にあり夕食時は常に満席だ

この店のお薦めはパスタとビステッカです。パスタは季節の素材を使った細めのパスタ、キタリーネ(Chitarrine)が僕は一番好きです。

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月に食べたグリンピースのキタリーネ

春を感じることのできる一皿だ

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こちらは10月に注文した
ポルチーニ茸のキタリーネ

秋の一押しメニューだ

そしてメインは何と言ってもビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Bistecca alla Fiorentina)すなわちフィレンツェ風骨付き牛肉のステーキです。最低1kgからの注文になりますので、複数名で注文してシェアした方が良いでしょう。肉は少々値が張りますが、地元で最上級と言われているキアーナ牛をぜひ奮発してください。焼き方は苦手でなければレア(イタリア語でアル・サングエ)かミディアムレアがお薦めです。

焼き上がった肉は塊のままテーブルまで運ばれてきて、目の前で切り分けてくれます。できるだけ焼きたてのうちに味わってください。キアーナ牛の赤身のおいしさを堪能できます。

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ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ

塊で焼いた肉を客席で切り分けてくれる

フィレンツェを訪れたら一度は注文したいメニューだ

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付け合わせのズッキーニの花のフライ(Fritto di fior di zucca)

春から秋にかけてメニューに載る料理だ

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皿に取り分けられたビステッカとちょっと上等な赤ワイン
フィレンツェにいる喜びを感じる至福の時だ

この店もドルチェの味は保証つきです。ビステッカの後でかなりきついでしょうが、もし少しでもお腹に余裕があれば、注文して後悔はしないでしょう。

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クレム・ブリュレ

カスタードクリームの甘さが絶妙だった

数日前に予約して、当日はうんとお腹を空かせてでかけ、少し上等な赤ワインと一緒に最上級のビステッカを堪能してきてください。

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