イタリア・ヴェネチア

2012年7月 5日 (木)

ヴェネチアのコーヒー

今回でヴェネチアの話題も一段落です。最後はおいしいコーヒーで締めくくりましょう。

最初はホテルの朝食のコーヒーです。ホテルのビュッフェスタイルの朝食でも、おいしいコーヒーを飲めるところがあります。僕が泊まったロカンダ・ディ・オルサリアで飲んだ淹れたてカプチーノは街中のカフェに負けないおいしさでした。

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ロカンダ・ディ・オルサリアのカプチーノ

ホテルのスタッフが注文を受けてから淹れてくれる本格的なカプチーノだ

ところで、ヴェネチアで一番おいしいコーヒーが飲みたいと言われたら、僕は迷わずカフェ・デル・ドージェを薦めます。ここのコーヒーで一日を始めれば、きっと良い一日になります。

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カフェ・デル・ドージェのカプチーノ

味だけでなく見た目もお洒落だ

おいしい食事の締めくくりも、もちろんおいしいコーヒーです。しばし時間を忘れて美味の余韻に浸りましょう。

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ハリーズ・バーのコーヒー

正統派の一杯だ

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ガット・ネーロのエスプレッソ

砂糖袋にも店の絵が描かれている

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アッレ・テスティエーレのマッキャート

夕食の後は少しミルクの入ったマッキャートが好きだ

この店ではドージェのコーヒー豆を使っていることが砂糖袋でわかる

コーヒーを飲み終えて店を出れば、また素敵なヴェネチアの街があなたを待ち構えています。

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2012年7月 4日 (水)

ヴェネチアのドルチェ(続き)

前回に引き続き、ヴェネチアのドルチェを紹介しましょう。

まずは北イタリアの定番ドルチェ、ティラミスです。ヴェネチアならどこのレストランでもメニューにあるドルチェです。店により味や盛り付けが異なりますので、食べ比べてみるのも楽しいでしょう。

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アッレ・テスティエーレのティラミス

定番中の定番ドルチェだ

次に紹介するのはイチゴのムースです。ベリー系の果実を使ったドルチェはよく見かけます。イタリアは果物のおいしい国ですので、果物を使ったドルチェを頼めば間違いなくおいしいでしょう。

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アエ・スコンテのイチゴのムース

果実系のドルチェはさっぱりした食後感が味わえる

普通のケーキは、レストランではあまり種類を見かけません。メニューにあってもチョコレートケーキくらいだったりします。僕が食べて驚いたのはハリーズ・バーのレストランで食べたケーキです。値段もかなりしましたが、僕の人生でベストスリーに入るおいしさでした。おいしいケーキなら、多少高くても食べたい、という方はぜひ召しあがってみてください。

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ハリーズ・バーのザバイヨーネケーキ

クリームが絶品だった

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同じくハリーズ・バーのチョコレートケーキ

食べた息子いわく、「今まで食べたケーキで一番うまい」

また、僕はあまり注文しませんが、ジェラートやソルベ(シャーベット)のような氷菓系のドルチェもメニューに載っています。お腹がいっぱいで普通のドルチェではちょっと重たい、などという時には良いかもしれません。

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アッレ・テスティエーレのレモンのソルベ

すくって食べるというより、飲むタイプのソルベ

アッレ・テスティエーレならではの洒落た盛り付けだ

前回も書きましたが、おいしいレストランでは必ずおいしいドルチェに出会えます。多少お腹がきつくても、ぜひドルチェを食べてみてください。

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2012年7月 3日 (火)

ヴェネチアのドルチェ

今まで、甘いものの話題はほとんど取り上げていませんでしたが、嫌いなわけではありません。むしろ大好物です。ヴェネチアの手持ちの話題もそろそろ尽きてきましたので、このあたりで食後のドルチェを紹介しましょう。

イタリア料理のドルチェで一番好きなものは、と尋ねられれば迷わずパンナコッタと答えます。そのくらいパンナコッタが好きです。デザートメニューにパンナコッタがあれば、ほぼ必ずそれを注文しています。

ヴェネチアのレストランでもいろいろパンナコッタを食べました。プレーンのパンナコッタに各種のソースをかけたものや、パンナコッタ自体に果汁物等が入っているものもあります。どちらもプルンとした食感と生クリームの風味が僕にはたまらないおいしさです。

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アッレ・テスティエーレのパンナコッタ

とにかく「うまい」の一言だ

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こちらもアッレ・テスティエーレのパンナコッタ

柿のソースが目新しかった

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カンティーナ・ド・スパーデのパンナコッタ

ブルーベリーソースとチョコレートソースの二種盛りだった

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ガット・ネーロのストロベリーパンナコッタ

果肉も入っていてイチゴの風味が際立っていた

クリーム系のドルチェではカスタードクリームを使ったものも好きです。いわゆるプリン以外にもいろいろなカスタードデザートがあります。

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アッレ・テスティエーレのカスタードデザート

プリンとはまた違った食感でおいしかった

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ガット・ネーロのアマレット風味のカスタードデザート

カスタードの甘さが絶妙だった

おいしいレストランでは、ほぼ確実においしいドルチェが食べられます。おいしい料理が目白押しでも、お腹に少し余裕を残してドルチェもぜひ食べてみてください。

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2012年7月 2日 (月)

チケッティ

チケッティ(Cicheti)はバカーロで気楽につまめる一口サイズのつまみです。カウンターの上やショーケースに並んでいます。

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ド・モーリのショーケースに並ぶチケッティの数々

何を注文しようか迷うのも楽しい

注文は食べたいものを指させばOKです。言葉が通じなくても簡単に注文できます。ただし、おいしいからといって山盛り注文するのも無粋ですので、ワイン1杯にチケッティ2つくらいがちょうど良い分量でしょうか。値段が書いていない場合もありますが、一つが1~3ユーロくらいです。その店定番のものもあれば、その季節にしか並ばないチケッティもありますので、今日は何があるのだろうとカウンターの上を覗くのもバカーロ巡りの楽しさです。

下に僕が実際に注文したチケッティの数々を紹介しましょう。

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すでに何度か登場しているジャ・スキーヴァのバッカラ

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アラ・シウルマの生ハムとメロン、ベーコンとハム

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アル・プロセッコのエビとチーズ

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ド・モーリのサルデ・イン・サオール(イワシの酢漬け)

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同じくド・モーリのカルチョーフィ(アンティチョーク)のつぼみ

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こちらもド・モーリのトンノのクロケッテ(マグロのコロッケ)とナスのグラタン

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最後もド・モーリのポルポ
(タコ)、カルネ(ミードボール)とキッシュ

見ているだけでワインが飲みたくなってきませんか?

ヴェネチアに行かれたら、バカーロをはしごして、いろいろなチケッティをつまんでみてください。

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2012年7月 1日 (日)

スプリッツ

スプリッツ(Spritz)はヴェネチアでアペリティーヴォ(食前酒)としてよく飲まれているカクテルです。

スプリッツはアペロール(Aperol)やカンパリ等の柑橘系のリキュールをベースに作られます。レシピは二種類あり、リキュールをプロセッコと炭酸水で割って作るものと、リキュールを白ワインと炭酸水で割って作るものです。どちらも柑橘系リキュールの甘苦さ、ワインの酸味、炭酸の刺激感が楽しめるカクテルですが、僕はアペロールをプロセッコで割ったスプリッツ(アペロール・コン・プロセッコ)が一番好きです。

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スプリッツを作るのに欠かせないアペロール

最近では日本でも手に入るようになった

スプリッツはバカーロやカフェならどこでもたいてい注文することができます。ヴェネチアの街歩きに疲れて一休みしたいときや、夕食の前などにぜひスプリッツを楽しんでみてください。

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カフェ・ラヴェーナのスプリッツ

この店のスプリッツはプロセッコで割っている

老舗カフェのカウンターで飲むスプリッツは格別だ

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アカデミア・フォスカリーニのスプリッツ

この店のスプリッツは白ワインを使っている

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2012年6月30日 (土)

ソアーヴェ

ソアーヴェ(Soave)はヴェネチアのあるヴェネト州特産の白ワインです。軽くてすっきりとした飲み口の比較的安価なワインです。

ヴェネチアのレストランではごく一般的に見かけるワインで、素材の味を活かしたヴェネチアの料理によく合います。料理をおいしく食べる脇役として最適なワインだと思います。

欠点は、すいすい飲めるので、つい飲み過ぎてしまうことでしょうか?

ヴェネチアのレストランでワイン選びに迷ったらソアーヴェを注文してみてください。

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アッレ・テスティエーレで飲んだソアーヴェ

いつも飲んでいるのだが、意識せず飲んでるので画像が残っていない

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2012年6月29日 (金)

プロセッコ

プロセッコ(Prosecco)はヴェネチアのあるヴェネト州特産のプロセッコ種のブドウで造られた白ワインです。

銘柄によって異なりますが、しっかり発泡するものから、穏やかにガスを感じる微発泡のものまであります。色調もしっかりした黄色透明なものや、やや濁った薄黄色のものまであります。すっきりしたやや辛口のワインです。

ヴェネチアではレストランでもバカーロでもプロセッコを気軽に飲むことができます。

バカーロで飲むのなら、朝から晩までいつ飲んでもおいしいお酒です。屋外の席で街の風景を眺めながら一杯飲むのもよし、店の片隅でカウンターに立って飲むのもよし、小腹がすいたらパニーニを頬張りながら飲むのもおいしい飲み方です。

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アル・プロセッコのプロセッコ

店名にもなっているだけあって、この店のプロセッコはおいしい

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ド・モーリのプロセッコ

広口のシャンパングラスで出てくるところがこの店らしい

この店のプロセッコは泡立ちがしっかりあるタイプだ

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アイ・ルステーギのプロセッコ

パニーニとプロセッコの組み合わせは意外とよく合う

レストランで飲むのなら、食前酒に最適なのはもちろんですし、意外と脂っこい料理にも合うので最後までプロセッコで通すことも楽しい飲み方です。

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アッレ・テスティエーレのプロセッコ

やや濁りのあるガスの弱いタイプのプロセッコだった

この日は最初から最後までプロセッコだった

シャンパンと比べてかなり安い発泡ワインですので、気軽に自分なりの飲み方でプロセッコを楽しんでください。

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2012年6月28日 (木)

フラゴリーノ

フラゴリーノ(Fragolino)はヴェネチア特産のワインです。といってもレストランのワインメニューやエノテカの店頭にはその名前を見かけることはありません。ヴェネチアのバカーロでひっそりと飲まれている内緒のワインなのです。

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ド・モーリで飲んだフラゴリーノ

僕のヴェネチアでの一杯目はこの店のこの酒と決めている

このフラゴリーノはワイン用ブドウの台木にするための品種であるウヴァ・アメリカ種のブドウで造られています。イタリアの現在のワイン法では製造が禁止されている、いわば密造酒なのですが、ヴェネチアではこっそりと飲むことができます。

フラゴリーノはその名(フラゴラ=イチゴ)の通り、野イチゴの香りがする甘口のワインです。赤(フラゴリーノ・ロッソ)と白(フラゴリーノ・ビアンコ)がありますが、どちらもわずかに泡の出る、微発泡性のワインです。飲み口は、白の方が若干すっきりとしています。僕は白の方が好みです。

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アンティカ・ヴィーニャのフラゴリーノ・ビアンコ

白の方が飲み口がすっきりしている

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アラ・シウルマのフラゴリーノ・ロッソ

赤の微発泡酒はイタリアでも珍しい部類だ

なお、製造禁止の理由の一つに、メチルアルコールの含有量が普通のワインより多めだから、という説があります。甘くておいしいからといって何杯も飲むのは控えた方が良いかもしれません。

バカーロや一部の食料品店では、ボトルで購入することもできます。ボトルには何のラベルもなく、酒税関係のシールも貼られていません。

日本で時々みかけるフラゴリーノと称するワインは、普通のワインにイチゴの香りを付けたものです。本物のフラゴリーノをお土産にすれば、ワイン好きの方には珍重されるかもしれません。

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ド・モーリで購入したフラゴリーノのボトル

のっぺらぼうのボトルが密造酒の雰囲気を醸し出している

ヴェネチアのバカーロでしか飲めないワインです。ヴェネチアを訪れたらぜひ味わってみてください。

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2012年6月27日 (水)

ビゴリ

ビゴリ(Bigoli)はヴェネチアでよく食べられている郷土パスタです。全粒粉か蕎麦粉で作られます。スパゲッティと比べてかなり太いパスタです。

一番ポピュラーな料理はビゴリ・イン・サルサです。これは塩漬けのイワシ(アンチョビのようなもの)と玉ねぎでソースを作り、ビゴリに絡めたものです。

ビゴリの素朴で歯ごたえのある食感と、魚っけの強い塩味の効いたソースがとてもよくマッチした料理です。ヴェネチアならたいていのレストランで注文することができます。

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アル・ディエボロ・エ・ラックアサンタのビゴリ・イン・サルサ

太めのパスタには味のしっかりしたサルサソースが良く合う

ヴェネチアを訪れた時は、ぜひ口にしてほしい郷土パスタです。

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2012年6月26日 (火)

ポレンタ

ポレンタ(Polenta)は北イタリア地域の料理の付け合わせの代表格です。魚料理にも肉料理にもよく添えられています。

ポレンタはトウモロコシの粉を煮て作ります。できたてをそのまま付け合わせに使うこともありますし、固めた後に薄切りにして表面を焼き、付け合わせに使うこともあります。

ポレンタには、ほんのりとした甘味がありますが、単品でものすごくおいしいものではありません。ソースを絡めたり、魚や肉と一緒に食べたりすると、それらの味を引き立てて料理全体がおいしくなります。

ポレンタはイタリア料理の名脇役です。

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カンティーナ・ド・スパーデのサルデ(イワシ)のグリル・ポレンタ添え

サルデの身と一緒にポレンタを頬張れば、気分はイタリア人だ

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アエ・スコンテのサルモーネのグリルに添えられた焼きポレンタ

焼いた方が歯ごたえがしっかりしてきて僕好みだ

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