ヴァチカン

2012年10月 5日 (金)

イタリア旅行のガイドブック

今回は、僕が普段携帯しているイタリア旅行のガイドブックを紹介しましょう。

イタリアに行く際は、毎回何冊かのガイドブックを携行していますが、このガイドブックは常に欠かさず荷物に入れています。

P1010881
愛用のガイドブック

使い込み過ぎてボロボロになってしまった

残念ながら現在は発行されていないようですが、都市毎の情報がコンパクトにまとまっていて、地図も見やすかったのでお気に入りになっています。地図には書き込みもたくさんして使っています。

すでにボロボロになってしまいましたが、これはこの本の装丁が弱いわけではなく、旅行中や、このブログを書く際などに頻繁に使いすぎたためです。

書店には多くの種類のガイドブックが並んでいますが、自分のお気に入りを一冊選び、それを使い込んでいくと、旅行の楽しさがさらに深まると思っています。

みなさんはお気に入りのガイドブックをお持ちでしょうか?

次回からは、フィレンツェの街を紹介していきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月12日 (日)

ヴァチカン博物館(2)

前回に引き続き、ヴァチカン博物館(Musei Vaticani)の紹介です。

博物館の最大の見どころの一つが、ラファエロの間です。ローマ教皇の応接室として使われていた部屋ですが、室内の壁面すべてがラファエロとその弟子たちの描いた装飾画で埋め尽くされています。日本の基準で言えばすべてが国宝級の芸術品です。

P1010693
聖体の論議

ラファエロがこの部屋に最初に描いた画だ

左上のアダムとイブの天井画もラファエロの作だ

P1010695
アテナイの学堂

ラファエロの最高傑作のひとつ

古代ギリシャの哲学者たちを描いているが、中世の芸術家達の顔が描かれている

P1010694
パルナッソス山

この画にも中世の詩人の顔が描かれている

P1010698
ボルゴの火災

宗教的奇蹟をテーマに描かれた画だ

ヴァチカン博物館見学のクライマックスはシスティーナ礼拝堂です。ここはローマ教皇を選出するコンクラーベの会場となる由緒ある礼拝堂です。堂内の装飾はミケランジェロが手掛けており、天井画や祭壇の後ろに描かれた「最後の審判」は息をのむような素晴らしさです。なお、礼拝堂内は私語や撮影は固く禁止されていますので注意してください。

P1010868
最後の審判

堂内は撮影禁止なので、手元の資料を撮影した

実物のスケール感や厳かさは堂内で見ないと到底実感できない

展示品が膨大ですので、団体ツアーで足早に見ても2、3時間かかります。個人でじっくり見れば一日いても飽きないでしょう。

P1010713
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラから見たヴァチカン博物館の外観

左上部に屋上庭園が見える

手前の横長な建物がシスティーナ礼拝堂だ

ローマで一番素晴らしい博物館だと思いますので、芸術品にあまり興味のない方でも、この博物館だけは訪れることを強くお勧めします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月11日 (土)

ヴァチカン博物館(1)

ヴァチカン博物館(Musei Vaticani)は、サン・ピエトロ大聖堂の右隣にある博物館です。古代ローマから中世にいたるまでの数多くのすぐれた美術品が展示されています。

入り口はヴァチカンを取り囲む城壁の北側になります。朝から多くの見学者が行列を作っています。この入り口は個人と団体で分かれています。個人の方が待ち時間が長い場合が多いので、時間に制約がある場合などは、多少割高でも団体ツアーで入場した方が良いでしょう。

P1010669_2
ヴァチカン博物館の入り口に続く行列

個人の入場口には長い行列ができている

P1010671
ヴァチカン博物館の団体入り口

団体ツアーの方が待たないで入場できる

入場すると、まず屋上に上がります。ここは屋上庭園として整備されています。団体ツアーの場合、ここでいろいろな説明を受けることになります。

P1010672
ヴァチカン博物館の屋上庭園

様々なモニュメントが展示されている

順路に従うと、最初に古代の彫刻が展示されています。これらの中でも「ラオコーン像」は中世の芸術家に大きな影響を与えたといわれているギリシャ彫刻の傑作です。

P1010681
ラオコーン像

紀元前に制作されたギリシャ彫刻の傑作だ

屋内に入ると廊下もすべて展示スペースになっています。展示品もさることながら、天井部の装飾等も見事です。建物全体が芸術品です。

P1010686
タペストリーのギャラリー

展示品が光に弱いため薄暗くなっている

画と見間違うようなタペストリーがたくさん展示されていた

P1010689
地図のギャラリー

長い廊下がそのまま展示スペースになっている

展示品だけでなく天井部の装飾も見事だ

まだまだ紹介したいものがたくさんありますので、次回に続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 8日 (水)

サン・ピエトロ広場

サン・ピエトロ広場(Piazza San Pietro)は、サン・ピエトロ大聖堂の正面にある広場です。この広場はベルニーニの設計により造られました。

サン・ピエトロ大聖堂の左右から、列柱廊が楕円形に延び広場を囲っています。中央にはオベリスクが建てられていて、その左右には噴水が配置されています。横幅が240メートルにもなる大きな広場です。

P1010754
サン・ピエトロ大聖堂の正面から見たサン・ピエトロ広場

大きな広場だ

P1010711_2
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラの上から見たサン・ピエトロ広場

広場の美しい設計が良く分かる

P1010760
列柱廊の中から見たサン・ピエトロ広場と大聖堂

4列に並べられた石柱が広場を取り囲んでいる

立つ場所によって印象が変わる、とても美しい広場です。ゆっくりと佇んでみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 7日 (火)

サン・ピエトロ大聖堂(クーポラ)

今回は、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(丸屋根)を紹介しましょう。

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラは頂上の高さが132メートルあり、有料ですが、頂上直下の展望台(高さ120メートル)まで上ることができます。

上がる方法は、すべて階段で上がる方法と、途中までエレベータで上がる方法があります。エレベータを使う方が数ユーロ高価になりますが、僕はエレベータを使うことをお薦めします。エレベータの入り口は大聖堂に向かって左側の側面にあります。時間帯によっては行列ができていることもあります。朝早めの方が空いているようです。

P1010722
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ部分

この高さまでエレベータで上がってくることができる

エレベータを使っても、クーポラの部分は階段で上がることになります。最初は狭い螺旋階段を使い垂直に上がって行きます。

P1010718
クーポラに上る螺旋階段

かなり狭い階段だ(この画像は降りているときに撮影した)

途中で聖堂の内部を見ることができる場所があります。ここから見るクーポラの装飾は見事です。また、下には聖堂の床面と参拝者を見ることができます。参拝者の小ささで、今いる位置の高さを実感することができるでしょう。

P1010701
間近で見るクーポラ内面の装飾

青で統一された色調がとても美しい

P1010700
クーポラに上る途中の高さから見た大聖堂の床面

ベタな表現だが、下にいる人が豆粒のように見える

屋根の丸みを帯びた部分は、壁の内部の階段を上がって行くことになります。延々と階段を上がると、やっと展望台に出ることができます。

P1010704
丸屋根部分を上る階段

かなりの距離を上るので結構足が疲れてくる

展望台から見るローマ市街の風景は素晴らしいの一言です。間近にはヴァチカン庭園やヴァチカン博物館の建物の全貌を眺めることができます。


P1010724
クーポラ頂上部分の展望台

頂上部分だけでもかなり大きい

人がずいぶん小さく見える

P1010710
展望台から見たローマ市街

一生の思い出になる風景だ

P1010715
展望台から見たヴァチカン庭園

よく整備された庭園だ

残念ながら一般公開はされていない

かなりの段数、階段を上がらなければなりませんので足腰の弱い方にはきついかもしれませんが、展望台から眺めたローマの風景は、きっと一生の思い出になるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 6日 (月)

サン・ピエトロ大聖堂(内部)

前回に引き続き、サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)の紹介です。

内部に入ると、まずその巨大な空間に圧倒されます。身廊の天井部分までの高さが46メートルもあります。柱や天井、床など目に入るものすべてが美しく装飾されています。

P1010752_3
入り口付近から見たサン・ピエトロ大聖堂の内部

高さと奥行きに圧倒される

世界最大の伽藍だ

P1010726_2
同じくサン・ピエトロ大聖堂の内部

目に入るものすべてが美しい

P1010736
身廊の天井部分

周囲の柱だけでこの大きな屋根を支えている

今から500年も前にどのようにこの建物を建てたのだろうか?

奥に進んでいくと、目に飛び込んでくるのが大きなブロンズの天蓋、バルダッキーノです。クーポラ(丸屋根)の下に威圧的な存在感で鎮座しています。この天蓋の高さも十字架部分までで29メートル、実に奈良の大仏の2倍の高さです。さらに後陣には厳粛な雰囲気の聖ペテロの玉座があります。天蓋とこの玉座はベルニーニの作品です。

P1010728
バルダッキーノ

ねじれた柱や迫力に満ちた屋根の装飾等、ものすごい存在感だ

P1010731_2
バルダッキーノの正面の位置からクーポラを見上げた様子

天井部の装飾が神々しいほど美しい

P1010733
聖ペテロの玉座

強烈な印象は窓からの採光を計算しているかのようだ

内部には多くの芸術家の素晴らしい作品が飾られています。特に素晴らしいのはミケランジェロの造ったピエタ像です。その前に立った時は、清楚な美しさに圧倒されて息をすることさえ忘れてしまいそうでした。

P1010740
ミケランジェロのピエタ像

マリア様の表情がとにかく素晴らしい

次回はサン・ピエトロ大聖堂のクーポラを紹介します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 5日 (日)

サン・ピエトロ大聖堂

今回からはヴァチカンの観光スポットを紹介します。

ヴァチカンはみなさんご存知の通り、世界で一番小さな国です。ローマ旧市街の北西に位置しています。国土の大半をサン・ピエトロ大聖堂と付属するヴァチカン美術館が占めています。独立した国家ですが、イタリアから観光で訪れるのにパスポートを見せたりする必要はありません。

サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)は、カソリック教の総本山です。世界中のキリスト教徒が訪れる聖地です。

使徒ペテロの墓所に建てられたので、この名前になりました。現在の建物は17世紀に完成したもので、幅150メートル、高さ130メートル、奥行き210メートルを超える、とても大きな建物です。

P1010761_2
サン・ピエトロ広場から見たサン・ピエトロ大聖堂

堂々としたなかにも気品ある美しさを感じさせる建物だ

P1010773
サンタンジェロ城から見たサン・ピエトロ大聖堂

巨大な丸屋根が良く見える

P1010759_3
正面から見たサン・ピエトロ大聖堂

屋根の上にはキリストと使徒の像が並んでいる

P1010756_2
サン・ピエトロ大聖堂の正面入り口

入り口の前に立っている人の大きさと比べると建物の大きさが良く分かる

僕がイタリアの観光スポットのベストワンを挙げるとすれば、躊躇なくこのサン・ピエトロ大聖堂を挙げます。初めてここを訪れた時は、まさにカルチャーショックを受けました。

ヨーロッパにおけるキリスト教の影響力の大きさを五感で感じることができた場所です。ローマに行くことがあれば必ず訪れてください。

次回は建物の内部を紹介しましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)