イタリア・フィレンツェ

2013年1月31日 (木)

鉄道の切符の買い方

前回まで紹介していたシエナへはフィレンツェからバスで行きました。

次回から紹介する街へは、いずれもフィレンツェから鉄道で行きます。それぞれの街を紹介する前に、鉄道の切符の買い方を簡単に紹介しておきましょう。

切符は駅の窓口で買う方法と、自動販売機を使う方法があります。

窓口は行列ができていて待たされるのと、イタリア語で応対しなければならないので(数字程度なら英語が通じます。)少々厄介です。

僕のお薦めは自動券売機で買う方法です。大きな駅の自動券売機は英語表示できる物やクレジットカードが使える物が普及していますので、慣れてしまえば比較的楽に切符を購入することができます。

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鉄道の駅にある自動券売機

窓口で買うより券売機の方が早くて楽な気がする

自動券売機での切符の購入手順をごく簡単に説明しましょう。

1.まず言語を選択します。(英語に切り替える時は英国国旗のマークをタッチします)

2.乗車駅を選択します(画面にない駅はアルファベットキーで入力します)

3.降車駅を選択します(画面にない駅はアルファベットキーで入力します)

4.乗車日を選択します

5.乗車時間帯を選択します

6.候補列車が表示されるので乗車する列車を選択します

7.人数を選択します

8.特急列車などの場合は座席を指定します

9.支払方法を選択します(クレジットカードの場合はカードを挿入して待ちます)

この手順で切符が発券されます。

分からなくなったらキャンセルしてしまえば大丈夫ですので、怖がらずにチャレンジしてみてください。

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自動券売機で切符を購入している様子

英語表示できるので比較的分かりやすい

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発行された切符

複数名分を同時に購入すると切符は1枚しか発券されない

切符を購入したら乗車前に必ず駅の打刻機で打刻してください。座席指定特急の場合は不要という話も聞きますが、念のため打刻しておいたほうが良いでしょう。

これを怠って列車に乗り、検札があった場合、高額の罰金を科せられることになるそうです。

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フィレンツェ駅の打刻機

打刻を忘れると罰金をとられることもあるので要注意だ

自分で列車の切符が買えるようになると、イタリアでの行動範囲がぐんと広くなりますよ。

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2013年1月15日 (火)

SITA社バスターミナル

フィレンツェ近郊への小旅行、まずはシエナの街から紹介していきましょう。

フィレンツェからシエナまではバスで1時間半ほどです。バスはSITA社のバスターミナルを発着します。バスターミナルはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の西にあります。サンタ・マリア・ノヴェッラ広場からサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局のほうに歩き、薬局を超えた先の右側にあります。

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SITA社バスターミナル

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の西にある

バスターミナルには待合室にチケット売り場が併設されています。ここで行き先を告げてチケットを購入します。往復分まとめて購入することができます。

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待合室とチケット売り場

イタリア語が話せなくても、行き先と枚数を言えば発券してくれる

往復を買いたいときは「リットールノ」といえば通じるはず

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バスチケット

バスに乗車したら打刻機で打刻するのがイタリア流だ

バス停は電光掲示になっていますので、行き先を確認して乗り込んでください。不安なら乗車の際に運転手にチケットを見せればよいでしょう。車内に打刻機がありますので、乗車したら打刻してください。

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シエナ行きのバス

混雑する時もあるので、乗り場で並んで待っていた方が良いだろう

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バス内部の様子

ごく普通のバス、といった感じだ

シエナまでのバスには高速経由と一般道経由があります。高速経由の方が30分ほど早く着きます。平日は便数が多いのですが、週末はかなり減便されますので、週末にバスを利用する際は時刻表をしっかり確かめておいてください。

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2013年1月14日 (月)

フィレンツェからの日帰り旅行

フィレンツェの魅力は、もちろん街そのものの素晴らしさですが、さらに近郊に素敵な観光スポットが多く存在していることも挙げられます。

今回からしばらくは、そんなフィレンツェ近郊の観光スポットを紹介していきたいと思います。

フィレンツェの近郊を訪ねる交通手段にはバスと鉄道があります。バスに1時間ほど乗れば、サン・ジミニャーノやシエナなどの中世の街並みが残る小都市を訪れることができます。ワイン好きの方なら、もう少し時間がかかりますが、モンタルチーノ。メンテプルチャーノなどの村もバスでの日帰り圏です。

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シエナの街並み

フィレンツェと双肩をなす素晴らしい街並みだ

また、鉄道に1時間ほど揺られれば斜塔で名高いピサの街まで行くことができます。少し変わった観光スポットに行きたければ、やはり鉄道で1時間ほど移動すれば、イタリア国内では名高い温泉保養地、モンテカルニ・テルメを訪れることもできます。

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ピサの大聖堂と斜塔

日帰りツアーも多く催されているが、鉄道を使えば個人観光も簡単だ

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モンテカルニ・テルメの温泉保養施設

日本とは違った温泉文化に触れることができる

少しだけ早起きする必要はありますが、朝早くフィレンツェから電車で移動すれば2時間半くらいで、世界遺産にも指定されているチンクエ・テッレの村々を日帰りで訪ねることも可能です。

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チンクエ・テッレ

以前は陸の孤島と呼ばれていたが、最近はアクセスも良くなった

フィレンツェのホテルに大きな荷物は残し、身軽ないでたちで日帰り旅行に出かけてみませんか。

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2013年1月13日 (日)

フィレンツェの石畳

フィレンツェの旧市街は道や広場のほとんどに石畳が敷かれています。

ローマの石畳と比べると、敷き詰め方が精密で段差も少なくなっていますが、スーツケースを引いて歩いたり、自転車に乗ったりするとガタガタとした振動に悩まされます。

街歩きをする際も、知らず知らずのうちに足の裏やふくらはぎに負担が掛かってきます。イタリア旅行の靴を選ぶ際は、ファッション性よりクッション性などの歩きやすさを優先した方が良いでしょう。

画像はフィレンツェの旧市街の道の石畳と雨水溝の蓋です。雨水溝の蓋にもフィレンツェの紋章があしらわれています。街のアイデンティティーを大切にするフィレンツェらしい一面です。

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フィレンツェ旧市街の石畳と雨水溝の蓋

ローマよりはずっと歩きやすい石畳だ

さて、フィレンツェの話題もそろそろ一段落です。

次回からは日帰りで行けるフィレンツェ近郊の町の話題を紹介します。

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2013年1月12日 (土)

ダイ・ダイ

ダイ・ダイdai-dai)はイタリアのアイスクリームメーカーです。Bocconcinoという個別包装されたチョコレートコーティングのバニラアイスクリームが有名で、ダイ・ダイというと、このアイスクリームを指す場合もあります。少し高級なピノのようなアイスクリームです。

レストランのドルチェメニューに載っていることもありますし、スーパーマーケットなどで購入することもできます。ちなみに、ダイ・ダイという言葉はイタリア語で「ねぇねぇ、とか、行け行け」などの意味でよく使われる言葉だそうです。

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ダイ・ダイ

少しだけアイスクリームが食べたい時にちょうど良い

イタリアでアイスクリームが少しだけ食べたくなったら、ダイ・ダイを探してみてください。

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2013年1月11日 (金)

スパゲッティ・アッラ・カレッティエラ

スパゲッティ・アッラ・カレッティエラ(Spaghetti alla carrettiera)は直訳すれば御者風スパゲッティです。昔、馬車を操る御者が、身体の温まるパスタを求めて考案された料理だと言われています。いわば、フィレンツェを代表するB級グルメです。

トマトソースにニンニクと唐辛子がたっぷり入っています。シンプルな料理ですが、食べ始めると止まらなくなるおいしさです。

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イ・ヴィナイーノのスパゲッティ・アッラ・カレッティエラ

食べ始めると止まらない味だ

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アルマンドのスパゲッティ・アッラ・カレッティエラ

上品な仕上がりだが食べるとニンニクが良く効いている

裏メニュー的な扱いをしている店もありますので、メニューになくても頼むと作ってくれるかもしれません。日本ではあまり見かけないメニューですので、本場で一度味わってみてください。

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2013年1月10日 (木)

フンギ・ポルチーニ

フンギ・ポルチーニ(Funghi Porcini)とはイタリア料理に欠かせないキノコ、ポルチーニ茸のことです。非常に味の良いキノコで、トリュフが香りの王様なら、ポルチーニは味の王様といえるでしょう。

収穫時期は主に秋ですが、それ以外の時期でも入荷はあるようです。また、乾燥品もありますので、こちらは一年中食べられます。

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ヴェネチアの市場で見かけたトスカーナ産のポルチーニ茸

人工栽培できないので、すべて天然品だ

料理方法は肉や魚料理のソースに使ったり、そのままグリルして前菜に出されたりもしますが、やはり一番ポピュラーなのはパスタです。

幅広のパスタにポルチーニ茸の旨味がたっぷり入ったソースを絡めてもおいしいですし、細いパスタにさっと火を通したポルチーニ茸を合わせたシンプルな料理もまた逸品です。

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イ・ヴィナイーノのポルチーニ茸のタリアテッレ

幅広のパスタにポルチーニ茸の旨味たっぷりのソースが絡んでおいしい

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ブカ・デッロラフォのポルチーニ茸のキタリーニ

細いパスタと合わせると上品な料理に仕上がる

ポルチーニ茸もイタリアに行ったら是非本場の味を味わってもらいたい食材です。

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2013年1月 9日 (水)

チンギアーレ

チンギアーレ(Cinghiale)とは猪肉のことです。自然豊かなフィレンツェの近郊には野生の猪が生息しています。以前は狩猟シーズンの秋から冬にかけての食材でしたが、今は冷凍物も流通しているため、1年中食べることができます。

料理方法は、赤ワインで煮たり、ラグー(ミートソース)にしてパスタと合わせたりすることが一般的です。野生の生き物ならではのしっかりした肉の味を堪能することができます。

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イ・ヴィナイーノの猪肉のパッパルデッレ(
Pappardelle al cinghiale

猪肉のおいしさをストレートに味わえる料理だ

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チンギアーレ・ビアンコの猪肉のラグーを使ったパスタ

この店の看板料理だけあって味は抜群だ

メニューにチンギアーレの文字を見かけたらぜひ挑戦してみてください。

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2013年1月 8日 (火)

フリット

フリット(Fritto)とは揚げもののことです。日本のイタリア料理のレストランでは、あまりフリットのメニューを見かけませんが、イタリアではごく一般的にフリットがメニューに登場します。日本料理の天ぷら同様、揚げ加減が大切な料理ですので、店によってはフリット専門の料理人がいるところもあるほどです。

ヴェネチアのように海の幸が豊富な地域では、魚介のフリットが有名ですが、山の幸の豊富なフィレンツェでは肉類を使ったフリットの盛り合わせ、フリット・ディ・カルニ・ミステ(Fritto di carni miste)が有名です。鶏肉、ウサギ等の他、羊の脳味噌もフリットの材料になります。一瞬たじろいでしまう素材ですが、食べてみると白子のようでとてもおいしいです。

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アルマンドのフリット・ディ・カルニ・ミステ

サクッと揚がっていておいしい

一方、付け合わせで代表的なフリットは、ズッキーニの花のフリット、フリット・ディ・フィオーリ・ディ・ズッカ(Fritto di fiori di zucca)でしょう。軽い食感とズッキーニの風味が良くマッチしていて、僕の大好物の一つです。

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フリット・ディ・フィオーリ・ディ・ズッカ

見た目もなかなか美しい料理だ

目先を変えたイタリア料理が食べたくなったら、フリットはいかがですか?

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2013年1月 7日 (月)

トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ

トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ(Trippa alla Fiorentina)はフィレンツェの代表的な家庭料理です。いわばイタリア風モツ煮込みでしょうか。トリッパは牛の第2胃袋のことで、韓国料理で言えばハチノスと呼ばれているものです。

これを丁寧に下ごしらえして臭みを抜き柔らかくしたあとで、セロリなどの香草と一緒にトマトソースで煮込み、仕上げに粉チーズをかけてできあがりです。

フィレンツェのレストランでもよく見かけるメニューです。

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イ・ヴィナイーノのトリッパ・アッラ・フィオレンティーナ

フィレンツェに来たら必ず食べたくなる料理だ

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チンギアーレ・ビアンコのトリッパ・アッラ・フィオレンティーナ

画像は悪いが味は良かった

モツと言っても臭みはなく、柔らかくて食べやすい食材です。カロリーは少なく、コラーゲンもたっぷりで美容にも良さそうなので、女性の方には特にお薦めな料理でしょう。もちろん、赤ワインにもよく合う料理です。

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