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2013年12月19日 (木)

ブンサムランの釣り方(2)

前回に引き続き、今回はアタリがあってからランディングまでの釣り方を紹介します。

アタリはとても明確です。ウキが沈みラインが引き出されていきますので、ラインが十分に出るのを待って強く3回ほどアワセます。アワセが弱いとバラシの原因になりますので、しっかりフッキングさせます。早合わせは禁物です。

魚がかかったらあとは体力勝負です。魚が走っているときは無理をせず、巻けるときはポンピングを使ってラインを巻いていきます。周囲の釣り人とのオマツリには十分注意してください。

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魚が掛かったらひたすら力比べだ
リールはロッドをポンピングしながら巻いていく

寄ってきてからはテクニックを要求されます。魚は小屋の下に潜り込んで逃げようとします。小屋の下には基礎杭が何本も立っていますので、これにラインを巻かれると厄介です。ですので、小屋の下に入れないよう、ロッドワークで魚をコントロールしなければなりません。それでも小屋の下に入りそうになったら、ネットで脅かしたりして阻止します。

ここで根負けしてドラグを締めすぎるとラインブレイクの原因となります。魚をコントロールしながら疲れるのを待ちます。

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寄ってきてからが難しい
小屋の下に入られないよう注意する
ここで焦ってドラグを締めすぎるとラインブレイクする

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魚が浮いてくればこちらのものだ

魚が疲れて浮いてきたら頭からネットに入れてランディングします。ランディングの際は魚の頭がネットに入った所でラインのテンションを緩めます。そうすることで魚体全部をネットに入れやすくなります。

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ランディングは必ず頭からネットに入れる

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頭をネットに入れた所でラインのテンションを緩める

ファイト時間は平均で10分から15分くらいかかりますので、慌てずに魚が疲れるまでじっくりファイトすることが大切です。大物の場合やスレ掛かりの場合は30分近いファイトを強いられる場合もあります。そういう時は時々腕を休めたり、水分を補給したりして体力を維持しながらファイトを続けてください。

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尾鰭にスレ掛かりすることもある
ここに掛かると釣り上げるのがものすごく大変だ

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